産業廃棄物処理業のミダック(浜松市東区有玉南町2163、土井政博社長)は、政府・環境省が進める電子マニフェストを促進するため業界初の取り組みとなる「Me-マニフェスト」普及キャンペーンを開始した。
従来、紙マニフェストから電子マニフェストへの移行に伴っては、排出事業者の管理画面の情報入力という実務が生じる。Me-マニフェストを利用すると、ミダックマニフェストシステム管理者が、排出事業者担当者が行う情報入力をサポートする。排出事業者はアースデザインインターナショナル「えころび」を通して入力された情報を承認するだけ。
そのほか、電子マニフェストを利用することで、1)「産業廃棄物管理票交付等状況報告書」の作成が不要 2)紙マニフェストの照合確認が不要 3)保管スペース(ファイリングの手間)が不要 4)マニフェストの検索・データ活用が容易 5)紛失リスク・記録漏れリスクが無いなど多くのメリットが得られる。
ミダックでは、紙マニフェストから電子マニフェストへのスムーズな移行をサポートするとともに、コーズマーケティングを実施。キャンペーン期間中は、情報入力の無料サポートと、Me-マニフェスト利用1枚につき100円を環境保全団体WWFに寄付する。
|